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2014年6月6日金曜日

東海地区 U15 山下アドバイザーより


63日モリコロパークでU-15の練習を見せて頂きました。

ボールを持っている姿勢が良い事は以前にも感じていたことですが、その後の結果として
視野を確保出来る選手が増えてきています。

 ヨーロッパでは選手育成で評価の高いFEYENOORD ROTTERDAMPlay concept 
      (フェイノールトロッテルダム プレイコンセプト)に

「最初のボールは前にプレーする」と言う項目が有りますが、モリコロでプレーしていた選手
  たちも、ボール技術(ボールを止める・蹴る・運ぶ)が上達してきて、パスを受けた瞬間に得
  意なフェイントで相手をかわす、

一本のパスで劣性の態勢を変える、など、スーパーなプレーも随所に見られ、ピッチでは、
ひとりひとりが上手くなりたいと言う競争の意識と意欲が伝わってきました。
 

良いことばかりではなく、課題も見えてきました。

スーパーなプレーで前に抜け出した時、次に何をするか?何のために前にプレーするのか?
何時も考えている選手が将来日本に必要とされる選手になっていきます。(ファーストタッチの
次のプレー)

一瞬、相手を「かわした」その時、本能的にゴールへ向かう挑戦的な行動が出来る選手に
なってほしいと思います。

ゴールへ向かい「成功と失敗」の積み重ねが自身を成長させます。
みんなの行動が無謀だと思えても、その意図をコーチは理解してくれます。同じ失敗を繰り
返さない事が前提ですが。
 

コーチがいつも選手に対して思っている事は、選手個人の育成が優先です。

技術を徹底的に教える。(繰り返し、見る、感じる、真似る)

考える力を引き出す。アイディアを導き出させる。(経験を与える、答えを与えるのではない、
  解き方を教える)

手助け、支援する。(練習と試合を通して成長させる、教育する、大人にする)
 
  素晴らしいコーチの下でひとり1人が上手くなっています。
     選手は、コーチ、仲間、家庭、を信じて、「自分の大きな夢」に挑戦しましょう!

また見に行きます。
山下 則之

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