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2013年9月11日水曜日

山下アドバイザー メニコンカップ観戦記 


メニコンカップの観戦記送ります。

参加選手の誕生月別人数はやはり4・5・6月生れが全体の67%で1・2・3月生れは9%でした。
 
※この件に関して誤解の無いよう。山下さんは数年前から選手の生まれ月に着目しどの年代で
  早生まれの選手とそうでない選手に差がついてしまうのか、またどの時期で追いつく事が出来
  るのかをもっと低い学年の大会からワールドカップまでの世界中の大会で比較、研究されてい
  ます。
  けして1・2・3月生まれの選手の能力について着目しているわけではありません。学令の低い
  時期に体力的に弱い選手は良いコーチに指導してもらうチャンスをも逃げているのではないか
  など原因を調査し「どうしたら」を色々な角度から研究され日本協会に提言、早生まれトレセン
  の実施や国体のU-16化、U-13の全国リーグなどを実現されています。
  昨年新聞や雑誌でも大きく取り上げられて注目されていました。
 
 
試合は、EAST 3-1 WESTでした。 
「課題」

『攻撃』

数的有利(2:1)の場面を作るアイディアに乏しい。(足元のパスが多く相手の守備が崩れない)
(奪った瞬間に、マークを外す動きやポジショニング等ボールを持っていない選手の動きにアイディアが見られない)

ポジションチェンジ
ボールを奪った瞬間からワイドに(広がり)
スイッチプレー 
フリーになる動き(スペースづくり)
パス&ゴー 
Look Around , Think Before

言えばキリがない程理解不足。 

短い距離のパス回し(3?5m)が多く、一本のパスで状況が変らない(数的有利)プレーが多すぎ
  る。

フリーでボールを持つと、止めたり蹴ったりが上手く見える選手であったが相手が邪魔すると
   意図したことが出来ない。

チャンスにゴールへの意識が薄く無駄に時間をかけすぎて守備陣形を整わせてしまう場面が
   多い。

『守備』

1対1の戦いが中途半端で簡単にパスを出させてしまう。(パスコースを消す。攻撃を遅らせる
    戦術が見られない) 
ボールウォッチャーが多い。(ボールと反対サイドのスペースや敵)

個人戦術の理解と実践感覚を習慣付けるのはこの年代(14.15)が大切である。
 
 
メニコンカップは夏に開催された日本クラブユース選手権大会出場チームの中から優秀な選手を選出して2チームに分けて行う大会です。

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